D-sub(VGA)端子がある液晶モニタとPS3を接続

D-sub(VGA)端子

D-sub(VGA)端子を使ってPS3をプレイするには、アップスキャンコンバータが必要です。アップスキャンコンバータは、アプコンとも呼ばれ、PS3やDVDプレーヤーやビデオデッキなどの映像をパソコン用のディスプレイに映し出す為の機器です。

コンポジット(RGB)/コンポーネント端子⇔DVI変換ケーブルを使えば簡単にできると思われがちですが、HDMIのデジタル信号とは違い、コンポジットなどのアナログ信号でPS3と液晶モニタと接続する場合は、水平同期周波数を合わせないと正常に映像を表示することはできません。

「水平同期周波数」とは、画面に描写する速度の事で、コンポジットやコンポーネントといったAV端子で出力される場合の周波数は、15kHz。一般的な液晶モニタが対応している水平同期周波数は、31kHz~60kHzです。この水平同期周波数を合わせる装置が、アップスキャンコンバーターです。

ただし、アップスキャンコンバーターを使用すれば、少なからず遅延が発生するし、画像も劣化します。アップコンバーターでPS3の能力を最大限に引き出すというよりも、仕方なく妥協でアップコンバーターでPS3で遊ぶという考えでいて下さい。

液晶モニタ-アプコン-PS3

PS3からの出力ケーブルは、PS3に最初から同梱してあるAVマルチケーブル(コンポジット)でもいいが、別売りのS端子ケーブルを使った方が、画質は向上します。S端子ケーブルに付いている2本は音声信号です。液晶モニタにRCA音声入力端子が無い場合や、外部スピーカーを使用する場合は、以下の図のようにステレオミニジャックに変換して配線して下さい。


その他のPS3対応アップスキャンコンバーター

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